太陽光発電に最適な屋根傾斜

太陽光発電の効率が最も良い屋根勾配は5寸勾配だ、という認識がありました。でもいまいち根拠が判らないので、調べてみました。千葉あたりの緯度だと、真南の場合なら6~6.5寸が最適なんですね。東北なら7寸、関西なら5.5寸、九州なら5寸、沖縄なら3寸。緯度と関係があるのはもちろんですが、緯度の差と比例して変わるわけでないのがミソ。日の出から日の入りまで常に太陽の角度は変わるし、季節によっても違いますから、そう単純な話ではないと・・・。千葉でも夏至だとほぼ水平が最適、冬至の時は60度程(こらはもう壁のようです・笑)が最適、で1年を通して最も効率が良くなるのが6~6.5寸あたりということです。 しかしこれが東西の屋根になると話は違い、傾きが少ないほど有利に。1寸勾配等は住宅の屋根には不適ですので、雨仕舞を考えて現実的には3~3.5寸位の勾配でしょうか。南に載せるといっても、多少は東西に触れていることが多いので、そうすると多少傾斜が緩い方がよく、「とりあえず5寸勾配」というのは、まぁ間違った話でもなかったということですね。

                  千葉市/注文住宅/工務店/玉川ハウジング

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