先日完成した四街道のお宅には、オーディオマニアの施主様が、設計からこだわりぬいた音響ルームがあります。室内の寸法比(幅・長さ・高さ)、共鳴を防ぐ斜め天井、窓無し、極限までノイズ排除した電源構成などなど・・・。先日お伺いしたときに、オーディオ機器がセッティング済みとのことで、早速室内見学させて頂きました。 オーディオ機器の接続についても説明頂いたのですが、複雑すぎてよく覚えていません(音楽データなどを管理するPCは別室にあり、そこから光ケーブルで音響ルームへとつなぎタブレットで操作できる仕組みになっているとか)。音響ルーム内の電源は住居用と分けた分電盤から極太のケーブルでつながれ、機器同士は光ケーブルもしくは極太のオーディオケーブルで接続、そしてこれらを駆動するのはなんと真空管アンプでした。アナログプレーヤーもあり、最先端機器と古き良きものが見事に同居していましたね。又、室内はライブ(反響多)に造っているので、吸音材を適所において調整中とのことでした。 早速「音」も聞かせて頂きましたが、マーラー、サンサーンスなどのクラシックから、JAZZ、現在のボーカルもの、昭和のフォークとポップスまで、とにかく守備範囲が広い!。特に音質の良い音源を知っているあたりは、さすがオーディオマニア!といったところでした。仕事も忘れ、どっぷりと楽しませて頂きました。室内は間接照明で暗めの良い感じなのですが、フラッシュをたいた写真は少し味気なく見え、実物の方が写真より全然良いことを付け加えておきます。又、お邪魔して、良い音を聴かせてもらいたいです(笑)。
斜めにした天井(フラッターエコー防止)
吸音材を置いて、音響調整。ちなみにこの吸音材は個人輸入したとのこと。
真空管アンプ!
黒でまとめたモダンな外観。1階窓無しの部分が音響ルーム
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