千葉で防音室への改装

床の間のある昔ながらの和室から防音室への改装工事を行いました。ピアノとフルートを練習できる環境をご希望されていたので、音量の大きいピアノの方が防音できればOKということで進めました。リビングとの間にあった引戸を撤去し壁に、腰窓サッシも撤去し壁に(いずれもある程度の防音仕様)。ネックだったのは残すハキダシのサッシ窓。アルミ製単板ガラスで防音性能は極めて低いため(※参考:複層ガラスでも同じ厚みなら性能は殆ど変わらず)、合わせガラス+通常ガラスの内窓を距離を離して設置。改装前、この窓の外でピアノの音(95dB程度)が78dBほどだったのが、改装後は58dBまで低減しました。外でピアノの音はまだ聞こえますが、道路まで離れると40~45dBほどになる為、日中の練習なら全く問題ないでしょう。内装はお嬢さんと相談しピアノ面をペールグリーンに、ちょっとポップで明るい部屋になりました。反響音調整の為カーペットを敷いて頂いていますが、あとカーテンを付け、本棚を入れられるとのことですので吸音性も上がり、程よい音場空間になるのではと思います。

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千葉市/注文住宅/工務店/玉川ハウジング

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