しじゅうから

3年ぶりに、我が家の巣箱にシジュウカラが来ました。玄関先のシンボルツリー(ヤマボウシ)の高さ4m程につけた巣箱。数年前まで2年連続で来ていたのですが、巣箱の中のヒナをのぞき見してみたくて少し低い位置につけたら翌年来なくなってしまい、又高い場所に戻して2年目。3月頃から「ツツピーツツピー※1」となく雄鳥の声。これは期待できると思っていたところ、めでたく伴侶をゲット。4月中旬には巣箱からチチチチと鳴くひな鳥の声が聞こえました。親鳥が餌を取りに行っているスキを狙い、木に登って巣箱の中を見たらヒナの背中が見えました! しばらくして、ひな鳥の鳴き声は「ビビビビ※2」となり、親鳥は餌を探しては巣箱へ帰り、また餌探しへと多忙な毎日。そしてGWが過ぎたあたりから「ツピーツピー※3、ヂヂヂヂ※4」と近くの電線にとまって鳴きます。巣立ちが近いと思い巣箱の下で見上げますが、ひな鳥が飛び立つ瞬間を見るチャンスはなかなかありません。家族で交代に見る中、幸運にも私が巣立つ1羽を見ることができました。バンジージャンプ台の高所恐怖症の人みたいに、なかな飛び降りられないひな鳥、意を決して落ちると共に羽を懸命に羽ばたき、上下に大きくぶれながら飛んでいきました。その後、近くの電線に3,4羽、多いときで7羽!とまっていたので、これが家族かなと思います。巣箱にはまだ、「ビビビビ」鳴いている子たちがいて、親が連日、餌をくわえては巣箱に入り、ヒナにあげずに出ていき、電線の上で「ツピーツピー」と呼びます。甘えん坊の末っ子でしょうか、2日たった今日もまだ「ビビビビ」鳴いています。親鳥は人間の様にイラつく様子もなく、日々同じことを繰り返し、巣立ちを促してます。親はこうあるべきか?と見ていて教えられますね。妻がシジュウカラ研究家:鈴木俊貴氏の著作「僕には鳥の言葉がわかる」を買ってきて読んでいたので、次に私も読んでいますが、上記の鳴き声の解説を下に記しておきます(一部ネット記事から)。鳴き声は単語二つ合わせて文章にもなるらしく、言葉を操るのが人間だけという定説を覆したと、ネイチャーにも載ったそうです。NHKの「ダーウィンが来た」にも紹介されていましたね。 うちの巣箱をマイホームとしてるシジュウカラたちを家族の一員として見守る日々、ただただ幸せを感じます。

※1ツツピー「ここは僕の縄張りだぁ」 ※2ビビビビ「ごはんちょうだぃ」※3ツピーツピー「ここにいるよ~」 ※4ヂヂヂヂ「集まれ!」

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