防音の床

習志野で建替え計画の既存家屋解体が始まりました。ダンススタジオ併設で防音工事も行うのですが、旧宅にもダンススタジオがあり防音構造でした。都内の某有名音響施工会社が手掛けていたので、どんな構造か事前検査してみました。壁面は独立した2重構造で、コスト面も考え上手く石膏ボードを活用、当社の施工と似ていました。行きつくところは同じなのだと妙に納得。床は浮き床で、こちらも特に造り自体はよくあるものでしたが、一点、想定外だったことが。床下地の上に厚さ2cm程のコンクリートが打ってあったのです(↑2枚の板(床板と下地板)の下に見えますね)。木造にしては、やけに床が固くしっかりしていたのは、これだったのかと理解しました。堅牢な床は防音上では有効で、その面では性能十分だったのですが、こちらはダンスを行う場所でしたので、固すぎる床が足腰への負担となっており、改善したい点でした。新し建築計画では、足腰の負担とならない床としつつ、防音面での工夫をする予定です。事前に現状の施工状況を知ることができ勉強になりました。今後の参考にしつつ、少しでもアイディアを蓄積して防音室造りに活かしていきたいと思います。

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