平屋の人気が年々上昇しています。戸建ては2階建てが当たり前だった時代からすると、平屋は特別感があり実は一番贅沢かつ使いやすい建て方であるということが認知され始めたからではないでしょうか。世帯人員が減り、部屋数がそう必要ない家庭が増えたということもありますね。上記の図面は、夫婦二人がのんびりと快適に過ごす住まいとして、当設計担当K女史が描いたものです。1LDK+小部屋という間取りで床面積26.3坪。 玄関脇に今や定番となった玄関クローク。靴を脱いで上がると24畳のLDKへダイレクトイン。南向きのキッチンと朝日の差し込むダイニングで、のんびりと朝食。テレビが壁面にすっきりと収まったリビングは屋根付きの屋外デッキと通じており、内に外に、その時の気分でお好きな場所に。脇にある多目的なスペアルームはちょっとこもりたいときや趣味のスペース、来客の宿泊対応にも使えます。主寝室はベッドスペースと割り切り、WICが併設、そして夫ルームと妻ルームが独立して設けられ、好きなことが好きな時間にできる便利さ、気兼ねなさが魅力。水回りは寝室からの程よい距離感があり、向かいには大きな収納も。如何でしょうか? 決して大きな家ではありませんが、豊かな日々が目に浮かびませんか? このような住まい造りは年代を問わずこれからの住まいのスタンダードになっていくような気がします。以上、ご参考まで。