震災後に、放射線測定器(サーベイメーター)を買いました。当時はいろんなところへ行って測ったりしたもんです。現場でも何か汚染された資材がないか、よく測定していました。ここ数年、タンスのコヤシになっていたので、取り出して事務所内を測定したら、0.07μSV/h(マイクロシーベルト/h)。皆さんもこの単位、思いだしますでしょ? 因みに、公表されている県内のモニタリングポストは、0.05μSV前後が多いみたいです。まぁこの位は誤差範囲でしょうか。震災前、稲毛にある放医研の値は、0.06~0.08でした。震災直後に0.3くらいまで上がり、半年後には0.13位で落ち着いていたと思います。ということは今は震災前の値に戻っているんですね。私はこの程度の数値で一喜一憂することはありませんでしたが(福島の人に申し訳ないですしね)。以前、解体するお客様の家の中にあった「お風呂に入れるラジウム鉱石」ってのをもらったのですが、それを近づけると放射線量は一気に危険レベル(0.86)まで上がりました(下の写真)。ラジウム温泉は「放射線が体に効く」ってことなんですかね?(よく判りません)。因みに胸部X線は1回で50μSV,胸部CTは6900μSV,国際宇宙ステーションに滞在すると、一日で1000μSVだそうです。あぁ、この辺の数字、別に覚えていたわけじゃないですよ(当時いろいろ調べた資料を見ました)。 放射線量、もう殆どの方が忘れていると思のですが、今になって静かに振り返って見るのも良いかなと思います。
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