春から輸入木材の供給が激減し価格が高騰しました。当社は国産材の割合が高いので影響も限定的かと思っていましたが、1か月もたたたないうちに国産材も高騰（輸入材が無いんだから国産材に集まるの当然ですね、ヨミが甘かった）。以後、今日に至るまで状況はほとんど変わりません（価格は高騰したままですが、早めに頼めば材料は入週できる状態）。加えてここ1か月は合板が手に入らず現場が止まっています。屋根や床下地に使うので合板が無いと上棟もできず・・。原材料が入ってこないのが原因のようですが、いやぁ本当に参りました。お客様にも、まだしばらくご迷惑をおかけすることになりそうで、すみません。更に（まだあるんかい！）給湯器や洗浄便座が部品不足で製造できず出荷見通し立たない状態、完成現場に影響が出そうです・・・・。こちらは東南アジアのロックダウンの影響とか。とにかく世界的に物流が滞っているんですね。勿論、住宅だけじゃなく、車もパソコンもその他も色々・・・・。日本の住宅は、バブル崩壊後の20年以上、価格が実質殆ど上がっていなかったのが、今年に入り、1割近く上がった印象ですが、世界の物価上昇から見ればある意味妥当なのかもしれません（当事者はたまったもんでは無いですが）。来年になれば少し落ち着くと思いますが、上がった材料費はあまり下がらないだろうとの予測も多いようです。コロナの影響が比較的少なかった建築業界、ここにきて凄い影響を受けております、はやく収まることをことを祈るばかりです。
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