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2016年09月26日

土地の権利

先日、大阪で不発弾が見つかり、その撤去費用500万
以上が地主さんの負担になったとの報道がありました。

「土地の権利はその上下に及ぶ」との規定が民法にあり
ます。しかし上下の範囲が不明確です(地下は最大でも
40m、地上は最大でも300mとか説明しているところも
ありました)。少なくとも建築工事で地面を掘ったら出て
きたというレベルなら、下の範囲に入るのは間違いない
でしょう。で不発弾が出てきたしまったら、その撤去費用
は市町村で負担するという所もあり、しないところもあり
で、これまた不明確・・・。しかし、戦時の不発弾処理が
個人負担と言うのは解せないですね。空襲の激しかった
都市、特に沖縄には不発弾が多数残っていると言うこと
なので、全部を公費で負担すると約束はできないのかも
しれませんが・・・。資産価値の低い山林にある不発弾の
処理をするくらいなら、そんな土地はいらない!となること
もあるでしょう。

以前、不動産が負動産になる時代が来そうだということを
書きましたが、土地価格が下落していく時代においては、
利用価値の低い不動産を持っている人が苦労することも
考えられます。倒壊などの恐れがある危険な空き家は解
体しなければいけないし、更地になったらゴミなどが捨て
られないように管理しなくてはならないし・・・。

いろいろと考えてしまいますね・・・。

千葉/工務店/注文住宅/玉川ハウジング

投稿者 tamagawa : 2016年09月26日 17:40