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2016年09月13日

制震ダンパー

制震装置の検討を始めました。

地震の揺れに対しては、耐震構造で耐えるのが基本
です。ただ想定外の大きな地震が来たり、大きい地震
が何度も来た場合、耐力壁などにダメージがでる場合
があることが、判ってきました。

制震装置はいろいろなものがあります。大きく分けると、
大掛かりな装置を、4~6ヶ所(3,40坪の2階建てで)
設置するものと、小さな装置を12~25ヶ所(〃)設置
するものがあります。衝撃を吸収するダンパーも、主流
は2通りで、油圧ダンパー(車などのダンパーと同じ)と、
制震ゴムを使ったものがあるようです。どれも長所があ
り、これと言った決定打はないのですが、私の感覚がず
れていた点を発見しましたので、ご報告します。

柱と梁の隅に、45℃で取り付ける小型のタイプと、スジ
カイのように縦に長い範囲で付ける大型のタイプ、建物
が横に歪んだ時に、後者の方が変位が大きくなると思っ
ていたところ、前者の方が大きいことが判りました。少々
判りづらいですね、絵を書いてご説明。
ダンパー長さ検討.jpg
柱の頭が横に1cmずれたとき、1のダンパーは7mm
伸びますが、2のダンパーは3mm。そして、この数値は
ダンパーの長さには無関係で、取付角度によって決まる
と言うことも判りました。変位が大きいところに付けた方
が効果的ですので、その点では45°が最も有利という
ことですね。

以上・・・・・判りづらかったら、すみません。又、発見があ
りましたらご報告致します。

千葉/工務店/注文住宅/玉川ハウジング

投稿者 tamagawa : 2016年09月13日 22:41