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2016年06月23日

敷地分割

景気が長期低迷しているからか、もしくは先行
き不安から住宅ローンを少しでも減らしたいか
らか、最近の住宅用地は面積を小さくし価格を
できるだけ抑えて販売されることが多い。

私宅周辺は、ローカル線沿線の郊外の住宅地
で戸建て用地は40~80坪位。地価も安く、古
家付を買って更地にし新築する人も多い。勿論
建替えする人も。ここに建売業者が入ると、60
坪以上の土地は間違いなく半分にして2件建て
る。それの方がきっと実入りが大きいのでしょう。
しかし過密地域なら判りますが、この立地で狭
い敷地に住みたい人がいるのか(・・・いるんで
すが)。

そんなことを考えてたら、日本を代表する高級
住宅街の田園調布でも広い土地が売れないと
いう記事を目にしました。お屋敷街の150坪が
相続で半分の75坪になった、なんて話は随分
前に聞きましたが、今では更に進んでいるそう。
しかし田園調布では、建築協定で50坪以下の
敷地を認めていないので、100坪以下の土地
は分割ができず、売るに売れないそうな。

田園調布で土地26坪建物28坪の3LDKなん
て家、見たくないなぁ。高級住宅街はそれなり
の雰囲気を維持して永らえて欲しいもんです。

人口減社会は世帯数も減って家が余る時代。
隣の敷地を安く買って畑でもやる方向へ行く
べしと勝手に思っていましたから、敷地を分割
して狭い敷地を増やしていくことに、どうも納得
いかないところです。

千葉/工務店/注文住宅/玉川ハウジング

投稿者 tamagawa : 2016年06月23日 22:20