2015年06月18日
委嘱殺人
新聞の記事にあった、せつない話。
93歳の夫が、病で苦しむ妻を殺した。
夫婦は二人暮らしでしたが、妻が腰など
の骨折が原因で痛くて睡眠もろくにとれ
ない状態に。夫は付きっきりで面倒をみ、
炊事、掃除なども行っていたらしい。妻
から「何もできない、苦しいだけ」と言わ
れ断れなくなったという。最期は添い寝
をし、愛する妻を看取った。
このおじいさんを、今の法律で裁く意味
があるのか、つくづく疑問に思います。
法治国家ですから、違法行為はお上の
裁きがあってしかりなのですが、誰より
もおばあさんの事を大切に思っていた
おじいさんの、やむにやまれぬ行為を
責めることができる人がいるでしょうか。
心中すれば良かったのでしょうか。
求刑は5年とのことですが、93歳の高
齢ということも考慮して、執行猶予がつ
くことを祈っています。
投稿者 tamagawa : 2015年06月18日 16:35