2014年10月11日
難曲
次回、千葉フィルの演奏会で、バルトーク作曲の
「不思議な中国の役人」という曲をとりあげます。
もとはパントマイム舞台の為の曲で、ストーリー
は、これまた、男と女のドタバタ劇。
ある若い女性が悪い男たちと組み、金のありそう
な男をたぶらかす話。最後に引っかかった中国
の役人が何とも奇妙な人で・・・・・。内容があまり
にグロテスクで、なかなか舞台では取り上げられ
なかったそうな。以前にも書いたと思いますが、
クラシックの曲って、内容が凄い(ひどい)ものが
結構あります(苦笑)。
で、この曲、演奏するのが極めて難しいです。変
拍子などでオケ全体も難しいのですが、クラリネ
ットやピアノのソロが超絶で、ハープ、チェレスタ
もからみ、アンサンブルを合わせるのが至難の
ワザ。指揮の金子先生の意向で、オーケストラの
ど真ん中に、ピアノやハープが配置されそうです
が、それによって「指揮が見えない!」なんてパ
ートがでそうです。
20分程の曲ですが、メインのチャイコフスキー
「悲愴」と同じくらい練習時間が必要になりそう
です。
でも千葉フィルのようなアマオケにとって、難曲
に挑戦するのも一つのやりがいになっています
ので、苦労して練習するのも又楽し、です。
明日は練習、ちゃんと予習していきます!
投稿者 tamagawa : 2014年10月11日 18:35