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2013年06月22日
捨印
申込書、委任状、銀行書類等で、署名捺印の他に
枠外にハンコを押させる「捨印」と言う制度が当たり
前になっています。
この「捨印」、書類内に記載ミスがあったとき、承諾
なしに修正できるよう、事前に訂正印をもらっておく、
という意味。修正できる箇所の制限は無いようです
が、実際には金額など重要な部分は修正できない、
と理解されているようです。
その書類が、他に転用できないようなもので、かつ
相手側が信頼できる(判断が難しいですが)ならば
捨印もやむなし、と言えなくもないですが、この制度、
本当に何とかならないでしょうか。
「ミスがあって修正が必要になったら訂正印を押しま
す」と言って、捨印を押さなかったこともありますが、
いかにも世の中、捨印ばかりで、不便です。
「あなた(と私の)の手間をかけない為の便利な制度」
という大義名分が、「内容はどうとでも修正できます」
という重大なリスクより勝る、というのは、世の中が
「手抜き社会」になっているということでしょう。
先日、この捨印を押す委任状を2枚要求した大バカ
がいて、その理由は、「もし間違ったら差し替えられる
ように予備」とのことでした。捨印でもまだ不足という
仕事ぶりは、どれだけいい加減なんだか、心配なもの
です。(勿論、予備の分は拒否しましたが)
ハンコ制度そのものに疑問を感じている、今日この頃
の私です。ちょっと暴言失礼いたしました。
投稿者 tamagawa : 2013年06月22日 16:25