2012年10月23日
スモールハウス
高村友也さんが書いた本「スモール・ハウス」を読みました。
本当に必要なものだけで、気楽に幸せに暮らすには、重荷
になる大きい家を離れ小さな家に住む・・・・・。
本中で紹介されている建物は、3~4坪の1階+ロフトという、
極端に小さい家ですが、この中で快適に暮らしている人々の
生活も合わせて紹介しています。
なるほど、溢れるモノに埋もれて生活している我々は、モノの
管理・整理に追われ、時間や精神力、お金も無駄に使ってい
るのかもしれません。「断捨離」などと言って、不用品の整理
をする人が増えていますが、逆に「本当に必要なもの」だけを
ピックアップしすれば、モノはもっと少なくて済むのでしょう。
一端所有したものは、なかなか手放せないのが人情ですが、
快適に住まう為に必要なものを見直す時期かもしれません。
私も、日頃の仕事を通じ「必要な分だけ造る(必要以上に大
きい家は造らない)」というトレンドを強く感じます。これからは
新築でも20坪台の家が主流になるのでは、と感じています。
「所有する」ことが目的だった時代からにオサラバし「使いこ
なす」時代になったということですね。物事の本質が大切に
される・・・良いことですな。
投稿者 tamagawa : 2012年10月23日 16:10