2012年09月28日
テレビ配線
しばらく本業(建築)の話、ブログに書いてないな、と反省・・・。
ちょっと内輪的に話題になったので、テレビの配線の話を。
テレビの室内配線は同軸ケーブルと言う線で配線します。
アンテナで受信したすべての電波(地デジ、BS、CS等)は、
この同軸ケーブルに流されます。これらの電波がケーブル
で屋根裏に入り、分配器で分けられ各部屋へ送られます。
電波を分けると電波が弱まるので、ここにブースター(増
幅器)をつけて電波を強くします。個々の部屋へ送られた
電波はTVコンセントからTVへ。TVのアンテナ入力は通常
地デジ/BSに分かれているので、「分波器」なるもので、
周波数帯域別(つまり地デジとBS)に分けます。(TVに分
波器内臓すればケーブル1本で繋ぐだけなのにといつも
思います。最近のTV、そういうのもあるのかな?)
上記の文中に「分配器」と「分波器」がでてきました。電気
関係、苦手な方へ簡単にご説明を。
「分配器」は総量を単純に分けるもの。水で例えるならホー
スで流れてきた水を、数本のストローに分けてチビチビと流
すイメージ。「ブースター」はポンプみたいなものですので、
チビチビ流れる水を加圧してサーと押し流します。「分波器」
は成分を分けるので、水なら水素と酸素に分けます(なんか、
話が大げさになってきましたな)。そして、それぞれ必要な
所に供給します。
因みに分波器、数百円から売ってるんで、全くたいしたもの
じゃありません(水を酸素と水素に分けるは大変だろうなぁ)。
以上、文章にするとちょっと判りずらいし、これで役に立つ人、
いるのかなとちょっと疑問ですが、とりあえず今日のところは
この辺で失礼(無責任・笑)。
投稿者 tamagawa : 2012年09月28日 17:39