2012年09月07日
土地公社解散
茂原市の土地開発公社が解散するらしい。
この公社、設立は1974年で地価が上昇する時代に、公
共事業のための土地先行取得をしていた。しかし土地価
格の下落で先行取得の意義はなくなり、公社の存在価値
もなくなった。
97,000㎡(3万坪弱)の保有土地があるらしく、借入残
高141億円。土地の簿価は142億円。問題は土地の時
価が19億円しかないこと(19億円さえ今はあやしい)。
完璧な破産状態、というか、もう10年以上前に死んで墓
の中にいる状態。茂原市はこれを返済していかなくてはな
らない。公社解散により金利の半分を国にみてもらえるら
しく、多少負担は減る模様。でも辛い。
茂原の市政については詳しくありませんが、こんなに未使
用の土地を抱えた根本は、「外房の中核都市」としての見
栄っぱりさが生んだものじゃないかと、思えてなりません。
市税があまり上がらないと良いのですが。
投稿者 tamagawa : 2012年09月07日 10:25