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2012年07月02日
ユーロ決勝
朝4時に起きて、TVをつける。
前半15分、スペインが既に先制して1-0だった。
前半は得点が入らないかな、と根拠もなく、そう思
っていたから、意外な展開。
それから前半30分くらいまでは、イタリアがボール
を支配、同点ゴールの予感すらあった。あとで思うと
ここで得点できていれば、随分流れは変わっていた
ことだろう。
その後は徐々にスペインの時間帯になり、前半40分、
後ろからのスルーパスを絶妙なトラップをして抜け出し
たアルバが見事な2点目。
今のスペイン相手に2点を追う状態では、勝利の方程
式が作れない。サッカーファンの多くは今のスペインサ
ッカーに魅了されている。私も勿論その一人。
華麗なパスサッカーにしびれ、スペインが勝つのがあ
る意味、当然と思っている。
でもこの展開で、きっと多くのサッカーファンがそう思っ
たように、私もイタリアに何とか1点入らないものかと
願う、紛れもないイタリアサポーターに変身していた。
イタリアのブランデッリ監督は、交代3人目のカードを
前半早々にきった。普通なら考えられないこと。何故
なら負傷者が出ても、交代枠がないのだから。
でもカードをきらざるを得なかったのは、もう最後の賭
けをする時間だった、ということなんでしょう。
その交代投入されたモッタが、10分ともたずに負傷
退場したのは、何とも不幸だった。その後は試合を観
るのが辛いほど。スペインは2点を加点し4-0の圧
勝で、見事ユーロ連覇。
どの国もスペインサッカーを研究し3年、4年とたった。
まだスペインサッカーは、手の届かないところにある。
もしくは、まだ進化しているのか?
イタリア代表チームの落胆は手に取るように感じられ、
同情の念を感じずにはいられなかった。ピルロは今大
会、最も輝いた選手。そんな超一流のプレーヤーさえ
どん底に落とすスポーツの厳しさを感じずには、いられ
なかった。
再来年のワールドカップはブラジル大会。スペインを負
かすのがどの国か、まさかW杯もスペインが連覇する
のか・・・。誰もが気になるところですな。
投稿者 tamagawa : 2012年07月02日 21:41