2012年06月11日
カタログ価格
つまりは、定価、上代などと言われるものの値段。
そのものの値段や、価格差の目安を知るために、みなさんカタログ
価格を参考にしますね。
大方のカタログ価格は、この、いたって当たり前のことができる訳
ですが、なかには、あてにさえならないことがあります。
たとえば外壁材。外壁面積150㎡の建物で、㎡単価1000円高い
ものを選んだ場合、150㎡×2000円で+15万円が目安かな?
と誰もが思うでしょう。細かい部材や、ロス分など別途計算を要する
ものがあるとしても、目安としてそう考えるのが妥当なところ。でも
そういかないことが多々あります。
要は、そのものの割引率が、まちまちだと言うこと。
たとえば50万⇒80万円のものへ変更する場合、50万円のものが
5割引で25万円、80万円のものが1割引で72万円だから、差額
が47万円、などと少々暴力的ともいえるケースも、よくあるのです。
経験的に、我々は「この辺の単価は怪しい」というのが判るのです
が、一般の方には判るはずもなく、不明朗な世界です。すべての
カタログ価格がある程度真っ当な価格になることを、期待せずには
いられません・・・。
投稿者 tamagawa : 2012年06月11日 17:37