2012年01月19日
古民家
本日、現地調査に伺った場所に建っていた
解体予定の建物。
築100年だそうだ。萱葺屋根の上に、板金を
かぶせてある。近くで見ると、随所に傷みが
激しいが、それにしても堂々たる外観。
骨組みだけ残し大改装する価値がありそう
ですが、今回の計画ではちょっと非現実的
なので、解体することになるのでしょうね。
差しものと呼ばれる大きな梁や鴨居は、欲
しい人がいるんじゃないかな。
それから、茅葺の下地である竹は、長年の
囲炉裏の煙で燻されており、これも細工材
料として珍重されるとのこと。100歳の建物
もその一部が再利用されて、その魂が受け
継がれていくと良いですね
投稿者 tamagawa : 2012年01月19日 18:02