2011年09月24日
リフォームと建替
建てて年数のたった家、もしくは中古で購入した家を、そろそろ
リフォームしようかと思い見積もりを頼んだら、予想以上に費用
がかかる・・・・それならいっそ、建替えてしまおうか・・・。
最近多い相談です。これからもしばらくは増えそうです。
当社のお客様で建替えをされる方の旧家屋の築年数は平均
で30年位でしょうか。正直短すぎる寿命と思いますが、当時
の建物は確かに造りが悪く、その位しかもたないな、というの
が本音です。
大規模にリフォームするための最低条件として
・しっかりした基礎(無筋ではない、構造亀裂がない)
・床下木材、土台や1階の柱に大きな腐朽がない
・サッシ窓の使用に影響が無く、枠からの交換は必要ない
というあたりがハード面の条件、
・間取りの大きな変更をせずに今後も快適な生活ができる
と言うのがソフト面での条件かな、と思います。
大手のリフォーム会社では、30坪位の建物でも1000万円前
後のリフォームをされる方は沢山いらっしゃるようです。都市部
には1500万、2000万のリフォームも少なくないようです。
高額のリフォームをする場合は、先々の建替えの可能性を残
したままでは後悔する結果となりますので、慎重な検討が必
要かと思います。
当社で強みを発揮できるリフォームは、増築、減築、改築、耐
震補強など構造面の工事を伴ったものです。金額は1000万
円位が上限かなと思います。それ以上のご予算をかけるなら、
ちょっともったいないですが、コストダウンが発揮できる建替え
のメリットが勝るのではと思います。
投稿者 tamagawa : 2011年09月24日 16:06