2011年07月23日
フレキシビリティ
住まいの耐久性は、建物の構造であるハード面が第一義かと思いますが、
実は間取り(ソフト面)も重要だと思います。
欧米のように、ライフステージに合わせ住み替えていく人が極めて少ない
日本では一度建てたら長く(できれば老後まで)住めるのが理想でしょう。
長い目で見た時に、他方の間取り変更に対応できるよう準備しておくのも
良いかと思います。
上記はK様邸の2階。子供室を造らずホールを広くとったオープンスペース
にしています。小さい時はこのまま遊び場として使い、個室が必要な年齢
になったら間仕切り、成長して独立したら又その時に考える、といった風に
10年単位での変化に対応できる間取りです。
住宅の基本的な部分(水廻りや玄関、階段など)は、いじりにくいものです
が、居室部分は当初から準備しておくと、改装しやすいものです。
ポイントとしては、最もオープンな形(柱・壁が最も少ない形)を想定して構
造を造り、必要に応じて間仕切り壁を足すのが賢いやり方です。
ご希望の方は、プラン作成時にご相談下さいませ。
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千葉/工務店/注文住宅/玉川ハウジング
投稿者 tamagawa : 2011年07月23日 16:07