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2011年02月24日

安藤忠雄さん

新聞にインタビュー記事が載っていた。

日本を代表する建築家であり、今や「世界の安藤」さん。しかしスタートは学歴、
資金、基盤、信用すべてなかったとのこと。この方の言葉には、エリートでなく
とも耳を傾けて損はないだろう。以下、要約。

 ・若者の仕事について  
   気迫がまず一番にあるべき。条件とか景気とか、周囲の思惑に一喜一憂
   している暇はない。地球上の同じ時代を生きている若者を見れば、現代
   の日本ではどんな仕事の冒険をしても、命や家族に差しさわりが出ること
   は殆ど無いのです。

 ・日々の中で深く心を揺さぶられるような経験が人間を豊かにしていく。

 ・守られ既成の価値観を植え付けられて、「仕事はサバイバル」と言う実感を
  持てない若者は多い。誰も失敗する若者を笑わないし、責めはしない。とに
  かく動いて、人生の喜怒哀楽を沢山経験し、誠実に向き合って欲しい。


景気が悪いと言い続けるのは責任転嫁の始まり。平和で安全なこの国にいる
と死ぬ気で努力することなど馬鹿馬鹿しくなって来るのかもしれない。若者の
就職戦線は確かに厳しいが、それは条件の良い所の話。「土日勤務や夜勤
のある所は求人を出しても誰も来ない」と言う話を聞くたび、「お前ら、本当に
働く気、あんのか?」と言いたくなりますな。安藤さんのような一流人で、そう
いう条件にこだわる人は、今も昔もいないと断言します。


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千葉/工務店/注文住宅/玉川ハウジング

投稿者 tamagawa : 2011年02月24日 17:37