2010年06月23日
ガスvs電気
家庭エネルギーの5,6割を暖房と給湯が占めることから、給湯・暖房器具
の省エネ性は光熱費に大きく反映される。エアコンの省エネ性が大きく進
んだから、暖房はエアコンが担うことが多くなってきたが、電気容量や暖房
の特性を考えるとガスヒーターも陰ながら人気がある。
給湯についてもエコキュートの普及で電気のウェートが高まってはきたが、
ガスも高効率給湯器などで対抗している(今ではガスの自家発電もある)。
今客観的にみると、どちらもどちらだと思う。効率の良い物は初期コストが
高く、後々の光熱費でそれが回収できるかは判らない。そもそも使う量や
時間帯でメーカーが言う省エネ性も大きく異なる。
因みに東京電力と東京ガスでの試算が違う(どちらも自分の電気・ガスが
有利だと言う)のも、前提条件が異なるから。裏を返してみれば自分のライ
フスタイルが、どちらの前提条件に近いかで、判断が出来るだろう。(詳細
を検討しても判りずらいですが)。
ガス・電気双方とも利点はあるのだから、本当は双方融合したものがあると
良いんですけどね。今は囲い込み(将来電気・ガスのどちらかを買い続けて
くれるのか)の競争で、電気vsガスと言う構図ですが。
例えば今の半分くらいの小型エコキュートでベースになる給湯を賄い、冬場
など湯が不足する時は小型ガス給湯器で補うということができたら効率良さ
そうだと思います。
こういうガス・電気の壁を超越したものは、国主導じゃないと難しいですね。
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千葉/工務店/注文住宅/玉川ハウジング
投稿者 tamagawa : 2010年06月23日 16:26