« 見えないトイレ | メイン | せっかくの休日が »
2010年05月15日
隠れ部屋
狭い所に住んでいると、無性に広い所が羨ましい。
広い所へ行くと何かと落ち着かず、狭い所が恋しくなる。
人も物事も2面性があるから、このようなことになるのですね。
近年造られた校舎は、教室や廊下に壁がない「オープンスペ
ース型」が多いそうだ。生徒全体が見渡せ、他クラスの動向も
判るからと言う教師側からの利点で造られた。開放的な反面、
子供たちは落ち着かない。そこで隠れ部屋のようなものを併設
する所が増えているそうだ。千葉の美浜打瀬小には「かまくら」
のような5人程度が座れる小空間あるらしい。元来子供は押入
の中や、段ボールで囲んだ秘密基地が好きだから、結構楽しい
に違いない。
住宅の場合、LDは出来れば広くとりたいというご希望が多い。
反面、個室は小さくて良い(落ち着くし)と言うご希望が増えた。
このように、相反するものを併せ持った家が理想なのかも。
因みにLD内に落ち着いた小さなスペースを設けるといったこと
も楽しい。
パソコンコーナー、家事コーナー、読書コーナー。
参考までに小さい空間の類語をご紹介します。言葉のイメージ
から家造りの参考にもなるかも知れません。
・コーナー(CORNER)
「隅っこ」。独立性は小さい。
・ヌック(NOOK)
少し窪んだイメージ。コーナーより独立性高い。
・デン(DEN)
窪んだ場所。穴倉。床が高かったり、天井が低かったり
すると更に独立性高い。
これが上方向にいくと、
・ロフト(LOFT)
下階とつながった中2階スペース。日本で言うロフトは
小屋裏空間を利用した天井が低いものが多い。
・アティック(ATTIC)
独立した屋根裏部屋。ハイジの寝室はこれ。
・ギャレット(GARRET)
独立した小屋裏空間。倉庫的な感じ。
それにしても、「隠れ部屋」って憧れますな。
別に悪いことしたい訳じゃないですが(笑)。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
千葉/工務店/注文住宅/玉川ハウジング
投稿者 tamagawa : 2010年05月15日 10:56