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2010年01月10日

雨水の処理について

建物の屋根に降った雨水は、樋を通じて地中の排水管につながれ
道路のU字溝や雨水本管に接続・排水されれることが多い。

排水先がない場合は敷地の中で浸透させるのが一般的で、昔は
さることながら今でも田舎の家は敷地内で浸透するケースが多い。

そもそも雨水なんてきれいな水だし、雨が降っている時は庭だって
濡れているわけだから、屋根の雨水が庭に流れていても、さほど
悪影響はない。水たまりが大きくなって、天気になってもなかなか
乾かない位のことだ。

都市部などは、道路の舗装化と建物雨水の河川への排水で集中
豪雨時は大洪水のリスクを抱えている。長年では地下水の枯渇も
あるだろう。

そんなこともあってか最近では雨水を敷地内に浸透させようという
動きが多い。

新しい分譲地などで雨水浸透式が多くなってきたのはそのせいか。
調整区域の開発行為が緩和されてから、新しい住宅地がどんどん
造成されインフラ整備も進むが、雨水は浸透式(あふれた分のみ
排水)と言うのが意外と多い。

浸透枡もいろいろあるのだが、今日お打ち合わせで予想外に大規
模なものの存在を知った。(いやぁ、無知でした・恥)
住宅地1つに、ワンボックスの軽自動車位の浸透枡が埋まっている。
この上に建物が載せられないので、プラニングに大きく影響してくる。

恥ずかしながら、こんな大きな浸透枡に雨水を接続した記憶がない。
(単に私が気付いていなかっただけかも知れないが・・・)

今後、新規の造成地に建築するときは、ちょっと注意しなくてはならん
と思った次第です・・・。


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千葉市/工務店/注文住宅/玉川ハウジング

投稿者 tamagawa : 2010年01月10日 18:05