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2010年01月29日
漱石と子規の房総巡り
夏目漱石と正岡子規は東大予備門の同級生になって以来、交流があり
その二人が房総を旅行し紀行文を残していると先日新聞の記事で読んだ。
いすみ市の元教師の方が、その辺りのことを記した著書を出しているらしく、
その紹介記事だった。(関宏夫さん著:「漱石の夏休み」 「正岡子規の房総
旅行 かくれみのの街道をいく」)
漱石23歳(明治22年)の時に友人と保田で海水浴、鋸山に登り、鯛の浦で
真鯛を見、東金、銚子を回った。この時の旅行記が「木屑録(もくせつろく)」
子規は市川、成田、大多喜、小湊、鋸山を歩き紀行文「かくれみの」を書いた。
因みに漱石の坊ちゃんんの中で「以前房総の安普請な宿へ泊まった云々・・」
と言う一文があったが、実体験だったのかも。
明治の文豪と俳人の第一人者の青春時代に、千葉を旅したことは、千葉人と
してちょっと嬉しいですね。上記の著書も機会があれば読んでみたいものです。
(以前読売・朝日新聞に掲載された記事参考)
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投稿者 tamagawa : 2010年01月29日 19:29