2009年11月27日
三人よれば
文殊の知恵と申しますが、おとといの晩、ツボちゃん、イクちゃんのお気軽トリオ
で久々の宴席。
話題は思いのほか硬い内容に。日常各々が感じていることに共通点も多かった
が、意外と知らないことも多くて勉強になった次第。
先日ミュージシャン・フジタ氏と話したときも感じたが、若い世代の不安・・・つまり
所得格差の拡大、増える名ばかりの高等教育、物事の遂行能力や忍耐力の不
足からくる仕事力の欠如 などは、問題の根が深いだけに頭が痛い。大人が子供
に愛情を持って厳しく教育すれば改善されるであろうが、そこがきっと出来ない。
そんな話のあとには、高齢者問題へ。
イクちゃん 老老介護の現実・・・自殺率が高いのは実は60代で親を介護する高
齢者世代。「デフレで物価が安いから、生活には困らない」というのは
働く世代だからこそ。援助の無い高齢者には厳しい時代。
ツボちゃん 日本は医療の重点政策で寿命だけが延びた。いつまでも「若さ・健康」
を求めるだけで、老いに対する心構えがないから、精神的な穏やかさが
生まれない。
まとめると各人の話は上記のよう。「本当の先進国になりきれなかった日本」と言うの
が皆の本音かな。経済成長の中で働き続けられた世代はお金を少だけし貯めたけど
国や地方は借金まみれだし、インフラも中途半端で国土開発も無秩序。悲しいかな見
るべき町並みは殆どない。
長寿命国なのに老後の不安がぬぐいきれず、将来に対する漠然とした不安ばかり。
結局一番大切なのは、シンプルに「健康」。お金が無くても働ければ何とかなる。
「みんな自分の体を大切にね」。と言うことで別れた。その後二人は二次会へ??
か、体、大事にしろよ~。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
千葉市/工務店/注文住宅/玉川ハウジング
投稿者 tamagawa : 2009年11月27日 18:15