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2009年07月24日

さだまさし

初期のさだまさしファンとしては、近年彼のアルバムを買うこともなかったのだが、
新作の新聞記事を見て妙な胸騒ぎがあり、「美しい朝」を発売後すぐに購入した。

喉の調子を崩すことが多かった彼の声質は低く落着いた感じになったが、ユーモ
アセンスと人に対する優しさは健在で、50も半ばを過ぎて新しい見方に気づいた、
そんな心境なのだろうかと思った。

生死が一貫したテーマになっており、生きることはどちらかと言うと辛いことや悲し
いことの方が多いのかもしれないが、それでもやっぱり、前を向いて生きることは
素晴らしいね、という人生への応援歌であり、人への感謝や愛情であふれた優し
い歌の多いアルバムだった。

「親父の一番長い日」の続編で書かれた「ママの一番長い日」は単なるパロディ
ではなく、平凡な暮らしの幸せを再確認させられる曲。 悲しい設定が涙を誘う。

こうして聴いていると、私の音楽のルーツは、やっぱり「さだまさし」なのかな。
普段は洋楽やロック系の音楽を聴く方が多いのだが、時々詩的なものの欠乏症
になる。

もしかすると今の日本に足りないもの・・それは、さだまさしの歌 かも知れない。
自暴自棄になったり、落ち込んだり、悲観的になったり、そんな中でも小さな幸せ
を見つける目を持てること。人を傷つけ傷つき、恨み恨まれてもなお、愛し愛され、
護り護られている・・・人の儚さと尊さ、だから命を大事にして、精一杯人生を生き
ようじゃないか。

この続きはまた、改めて・・・。

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千葉市/工務店/注文住宅/玉川ハウジング

投稿者 tamagawa : 2009年07月24日 12:22