2009年03月11日
安く買う
材料や建材を安く買う方法はいくつかありますが、やはり規格品を買うということ
が一番。 造り手が売れ筋の商品を大量生産することで生まれるコストダウンに
勝るものはない。
規格品というと画一的な家しかできないと思われるかもしれませんが、そんなこ
とはなく、適材適所にうまく使っていけば、ほとんどの場合思い通りの家が造れ
るものです。
我々が家造りをするにあたりコスト面は重要課題です。どんな良いものも話にな
らない程高ければ意味が無いですからね(フェラーリを買うような人は別でしょう
が・・・・)
桧の板だって産地の製材基準があるし、他の建材もメーカーの製造標準がある。
それらを仕入れて上手く活用するのが得策。 まぁ、特別にこだわりがあるなら、
それはそれで良いでしょうが。
そういえば最近、オーダー家具を頼む人を見かけません。理由は高いからです
ね。同じ素材を使っても、5~10倍は高くなるでしょうから。
住宅資材各メーカーも今後の価格競争に向け、ますます品種を絞り込んでコスト
ダウンを図っていくと思われます。発注側は、それをうまく使いこなしていくことが
賢いと思いますね。
以前、規格を無視した設計図をお持ちになり「これで見積もりして欲しい」と言う
お客様がいらっしゃいました。その時は馬鹿正直に特注品での見積もりをしまし
たが、今なら、「こうすればコストダウンできますが、どうでしょうか?」 とお話し
ます。確実に。
投稿者 tamagawa : 2009年03月11日 13:40