2008年09月10日
広告の裏話
「建築を考えている人は読まないで下さい。」
こう書くと何が書いてあるのか興味深々で、読みたくなるものですね。
「是非読んでください」、だと「時間あったらね」となり、読みません(笑)。
実は「上記のような手法で広告を書きなさい」というノウハウがあります。
○○が危ない! その家は建てるな! その契約は止めとけ!
そんな本のタイトルが沢山あります。(私も2,3冊持っていますが)。
もう一つ、あるひねくれた知人の広告の見方。「小さい文字ほど重要だ
からよく読む。大きい字はほぼ無視して良い」。
これ、鋭い。私も広告を作成するから判る。
例えばエアコンの謳い文句に、「お掃除の手間要らず・新型フィルター
搭載」と大きく書いてある傍らに豆粒のような字で「油やタバコのやに
などが付着した場合は、水洗いが必要になることもあります」と書いて
ある。
つまり「お掃除の手間がいらない」のではなく「○○の汚れが付いたら
水洗いをする」と理解した方が正しい見方 となる訳だ。
まぁ宣伝広告を作る側から見れば、アピールポイントを大きく書くのは当
然ですがね・・・。
これからは広告の小さい文字まで良く読みましょう。それで情報量は一気
に増えます。
投稿者 tamagawa : 2008年09月10日 16:34