2008年07月03日
太陽光発電・半額に
経済産業省が、太陽光発電の普及率を上げるための緊急提言。
補助金と税制優遇で、設置負担を今の半分にするという内容。
これは実現するのではないかな。自然エネルギーはエネルギー
問題解決の最善策だし、京都議定書の約束期限が2012年だか
らその目標達成にも、効果を反映させると思われる。
標準的な3kw発電の場合、設置にかかる費用は常に200万円
だ。普及初期の1990年代は機器代が300万だったが、補助金
も100万円ほどあった。2000年以降、機器代は値下がりし今で
は3kwで200万円だが、平行するように補助金も減額、しまいに
は打ち切られ今では0なのだ。
3kwだと年間に発電する電気は実際には8万円分位。200万円
取り戻すのに25年以上かかるのでは、庶民にはなかなか手が出
ない。これが100万なら無理してでも、殆どの人が採用するであろ
うと感じていたので(当然政府も判っているはず)、今回の提言で
やっと本気を出したということだろう。
財政が厳しい状況でも、こういうところにはお金を回すべきと思う。
将来のエネルギー対策にも有効なのだから。
投稿者 tamagawa : 2008年07月03日 11:15