« ラジオショッピング | メイン | 仕事モード »
2007年12月13日
思い出の駐車場
忘年会の会場を決め忘れていたので、夕方めぼしいところへ下見に行った。
そのとき入った立体駐車場、係りのおじさんを見て、「ああ、あの時の・・・。」
と思い出してしまった。私は人の顔を覚えるのが得意なほうではないのだが、
この人の顔は忘れなかった。
あれは２０年ほど前、この駐車場に車を入れたことがある。カーステをガンガン
かけ、立体駐車場の中へ進んだが、止まる位置あたりになっても、おじさんが
何か叫んでいる。「もっと前」と言っているのだなと思い、少しずつ進む。まだ声
が聞こえるからもう少し進む。そうしたら、前の鏡にぶつかって、ガシャーーン！
鏡は粉々になった。
「やっべー！」と思い車を止めたら、おじさんはカンカン。そりゃそうだわな。
「止まれ！止まれ！」と叫んでいたらしい。その声がカーステの音で良く聞き取
れず、あろう事か、「もっと前へ」と言っていると勘違いした。自分の運転至上、
最大の失態だ。そこで３０分ばかり絞られた後、後日弁償代金を親から借りて持
っていった。お詫びの菓子折りも持って。鏡がない間、車の誘導に大苦労だった
らしい。最後は、「これから気をつけなさい」と笑って言われ、許してくれたが、あ
の時は本当に迷惑をかけた。
さすがに今日、「私はあのときの・・・・」とは言えなかったな（苦笑）。
若者はときに愚かなことをします。でも心底反省すると、大人は優しいものです。
私も沢山迷惑をかけた時代がありましたから、これからは、逆の立場で大きな心
を持った大人にならねばならないですね。
投稿者 tamagawa : 2007年12月13日 20:21