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2007年10月22日

京成千葉駅前

今日久々(3ヶ月ぶりくらいか)に、京成千葉の「宗庵」にラーメンを食べに行った。

駅前の長らく空き地になっていたところに、ビルの工事が始まっていた。ちょっと
嬉しい。テナントで医院を集積させる予定らしい。上手く集まって欲しいものだ。

なぜなら、このあたり、30年位前はとても最も賑わってた場所なのだ。私の記憶
が正しければ、ダイエー、丸井、扇屋ジャスコ、セントラルプラザ(旧奈良屋)、十
字屋、緑屋、の大型店舗があった。それが今は全て閉店してしまった。バブル崩
壊後は、証券会社や金融関係の店舗も相次いで無くなり、周囲のビルはテナント
募集ばかりとなった。街がさびれていくのは、何とも耐え難い。

マンションの建設が盛んで、多少は人通りが増えている様子。ジャスコの跡にでき
たプラネタリウム併設の施設ビル、セントラルプラザの跡に建設中の超高層マンシ
ョン、少しずつ再生していくのか? 

都市計画の話をしだすと長くなるので、程程にしておくが、私の持論は、「らしく」で
ある。街は街らしく中高層建築で土地を有効利用し、住宅地は住宅地らしく生活環
境を整え、田舎は田舎らしくのどかな田園風景を大切にする。山は山の魅力を、海
は海の魅力を壊してはならない。高度経済成長時の「国土の均衡ある発展」は日本
全国、街も田舎も中途半端な「開発」をした結果、何の魅力も無い風景を金太郎飴
のように日本全土に生んでいった。その反省としてこれから少しずつ、本来の魅力を
取り戻していきたいものだ。

投稿者 tamagawa : 2007年10月22日 23:21