2007年10月15日
社内事故
今日は本社定休日だったが、何人かの社員が仕事で出勤していた。
休みで自宅にいた私に、朝10時過ぎ、設計のS君から電話があった。
アフター担当のIさんが怪我で救急車を呼んだとのこと。サンダーという
小さな電動丸ノコで、手と足を切ったらしい。
緊張感がはしる。すぐ搬送されたという病院へ直行。
実は事務所のある壁の一面に、珪藻土のサンプルを塗ろうと思い古い
壁の一部(化粧ベニヤ板)を切っていたのだ。Iさんはアフターサービス
担当と言うこともあり補修程度の簡単な作業はやり慣れたものだった。
今日に限ってどうしたのか、たいしたことで無ければと願いながら車を
走らせる。
11時頃に病院着。救急の受付で看護婦さんに内線電話をかけ、しばら
く廊下で待っていると、診察ベッドで押されてくるIさんが。 「大丈夫?」
との問いかけに「社長、すんません」といつもの声。ああ、良かった。
聞くと、低い位置の作業だったので座って工具を回していたら、ちょっと
手前に弾んだ拍子に避けきれず、太ももと左手の甲を切ってしまったと
の事。座って作業とはちょっと不注意だったか・・・。
足のほうは縫って処置が済んでいた。抗生物質の点滴と破傷風の注射
を済ませ、後は整形外科の外来で手を診察するとの看護婦さんの説明。
「大丈夫ですよ」と本人は言っていたが、痛み止めも飲んでいないし手は
ちょっと痛そうだった。でも、これでひと段落と思い、又ちょうどそのとき奥
さんがいらしたので、ひと通り、事情を説明して、引き上ることにした。
私の管理下でこのような事故が起きてしまい、大変心苦しく、又申し訳な
く思う。小さな作業でも、安全性についての意識をおろそかにしないよう、
社内外とも、再度徹底していかねばと、反省した一日だった。
投稿者 tamagawa : 2007年10月15日 20:46