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2007年09月11日
中古家電(PSEマーク)
中古家電の安全性を考慮し定められたPSEマークの表示が、不要になるらしい。
リサイクルショップでは、電気製品も多く扱っているが、PSEマークの表示が義務
づけられた昨年4月から、古い電気製品が流通しずらくなった。販売業者が自主検
査をして安全性の証明が必要になったからである。 昨年、不要になったオイルヒー
ターをリサイクルショップに持ち込んだ事があったが、「古すぎて買い取れません」と
言われたのもその影響か。こちらとしては粗大ゴミに出すのに抵抗があったので、
タダでも引き取ってもらえば良いと思っていたのだが・・・。(まだ家にあるが)。
結局、経済産業省が、決めたばかりのPSEマークを不要とすることに至ったのは、
①中古品がこれほど市場に出回っていたことを知らなかった。
②中古品の安全性が証明された(外郭団体調査で製造後6年超の製品15000
点を検査した結果、問題のある製品がひとつも無かったらしい)。
の2点による。
言わせてもらえば、経済産業省に勤めるエリート官僚は、中古品など買ったことも無
いのではないかね。中古品の流通については、金銭的なものに加えて、モノ(資源)を
大切にする、ゴミを減らすという大儀がある。いま各先進国が、国を挙げて取り組んで
いる課題だろうに。日本はただでさえ修理に出すより、新しいものを買ったほうが安い
浪費国家なのだ。中古品が流通しやすい仕組みは必要不可欠なのである。
国民の声で法律改正となった今回の事態は喜ばしいが、法律制定する時の国の調査
不足はちょっとお粗末さまでした。
投稿者 tamagawa : 2007年09月11日 16:17