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2007年08月03日

太平洋戦争

8月に入ると、原爆記念日や終戦記念日の行事が続く。戦争の新聞
記事を見て、少し考えた。

我々戦争を知らない世代にとっては、話で聞くばかりで実感が伴わな
いが、繰り返してはならないことと肝に銘じなければならない。と同時
に、玉砕を繰り返し誰の目にも敗戦は確実となってもなお終戦を引き
伸ばした軍司令部の愚行を知り学ぶ事も必要と思う。そのせいで国民
の被害が莫大になっっていった。

都府県別の市民犠牲者数は以下の通り(5,000人以上)

広島 140,000 東京 97,031 沖縄 94,000 長崎 73,884
愛知 11,324 兵庫 11,246 大阪 11,089 神奈川6,637 静岡6,473

遅くとも1945年3月の東京大空襲後すぐ降伏していれば、広島、長崎、
沖縄の大きな被害が出ずに済んだ。やはり決断の遅さが悔やまれる。
「勇気ある撤退(敗北)」の難しさか。

まぁ当時の軍部には『一億総玉砕』の考えが横行していたから、降伏
宣言も簡単でなかったことは想像に難くないが。

「日本の一番長い日」という映画には、降伏に至るまでの軍部内での
壮絶なやり取りと、玉音放送の強行実施を命がけで行った模様が描か
れている。戦争を知らない世代が戦争を理解する一助になる秀作映画
と思う。機会あれば一度見て頂きたい。

投稿者 tamagawa : 2007年08月03日 12:52