2007年03月21日
春分の日
春分の日って、「昼と夜の長さが同じ」と学校で習いましたよね。
今も子供にはそう教えているのかな。
本当は昼が長い。理由は2つ。(私は最初のひとつしか知らなかったが)
1,日の出は太陽の上端が地平線と一致した時、日没は太陽が全部隠れきったとき
なので太陽の半径の分、日出が早く、日没が遅くなる。ここから計算される日出・
日没の時間の差は約1分5秒である。
2,大気による屈折で太陽の位置が実際より上に見える。ここから計算される日出・日
没の時間の差は約2分20秒である。
上記を合わせると、日出は、太陽の中心が地平線から上がるより3分25秒早く、日没
は、太陽の中心が地平線より沈むより3分25秒遅くなる。よって春分の日の昼の長さ
は約12時間7分、夜の長さは約11時間53分で、昼の方が夜より約14分長い。
なるほど、そんなに違うのか・・・(笑)。 子供に下手なことは教えられませんな。
投稿者 tamagawa : 2007年03月21日 23:55